03 タワマン節税の終わり?
気になるニュースがあったのでピックアップ。
タワマン、1階ごとに0.25%増減税案 中間階起点に:朝日新聞デジタル
http://www.asahi.com/sp/articles/ASJD56DSXJD5ULFA04G.html
その時価と評価額の差がうまれることで、相続対策(相続資産の圧縮)目的に購入されることも多いタワーマンションの固定資産税評価のしかたが変わるようです。2017年1月2日以降に完成するマンションに適用されるとの事。
通常、高層階と低層階では時価評価が違ってくるマンションですが、固定資産税の評価上は低〜高層階関係なく、一定の評価額であったことが時価と(固定資産税評価上の)評価額との乖離を生んでしまい、相続税納付時に不公平が生じることになっていました。
買って間もないのに、固定資産税評価上は、購入価格の3割程度まで評価を落とせることは、以前から問題視はされていましたが、そこに是正が入った形。
まぁ、40階建ての建物の最上階でも、+5%ということで大勢に影響なさそうですが、、笑
そもそも、相続対策は何を指すのでしょうか?
一般的には、
①相続資産の圧縮(←今回のがこれ)
②納税資金の準備
③遺産分割(争う族の防止)
などがあります。
事業を営んでらっしゃる方は、事業承継も加えて考えなくてはいけなくなります。
この辺について、ご存知ない方はかなり多いです。
相続?そんなのうちには関係ない、、?
一般的に相続税を支払わなくてはいけないご家庭は数パーセント程と言われていますが、
相続資産のほとんどが分割できない不動産であることが多いのが、問題視されています。
詳しくは相続シリーズとして書いてみても良いかもしれないですね!
とにかく、2017年1月2日以降に完成するタワーマンションの固定資産税評価のしかたが変わります。
職業柄気になるニュースでした!
2016.12.6 はせたく