016 オプジーボの薬価改定と高額療養費制度
小野薬品工業が開発した、癌に効く夢の薬。その薬価が3000万円以上(100mgで73万円)する事でも有名だったオプジーボですが、この2月から薬価改定(半額)がされるとの事。
ですが、そもそも3000万円以上するものが半額になっても手が出ない。。。orz
そんな時に役立つのが健康保険!!
毎月給料から天引きされてる彼が役に立ちます。
適用されるサービス等は30%の自己負担で受けられる!!
↑ここまではみなさんご存知。
でも、1500万円 ×30% =450万円
よし!450万円なら払える!
、、、、とはなりませんよね。。orz
そんな時に知っておきたいのが、高額療養費制度です。
あまりに自己負担額が大きい場合は、年収帯にもよりますが、自己負担限度額が決まっています。
また、その限度額も協会けんぽと組合けんぽかで変わってきますが、月8万円以内くらいの自己負担となり、年数十万円の範囲に負担額が収まります!
まぁ、これなら貯金でなんとかなるかぁ。。
勤め先で健康保険組合がある場合など、協会けんぽのそれより手厚い保障がある事があります。
ちなみに私の勤め先では月2.5万円までの自己負担で良いようになっています。
ただし、30%の窓口負担は発生し約3ヶ月の立て替え期間が発生してしまいます。これだと、後から差額支給があるとはいえ大変です。
そこで、使えるサービスが2つありまして、、
①高額療養費貸付金
高額療養費支給見込み額の80%の金額が無利子で貸付を受けられる仕組みです。
②限度額認定申請
あらかじめ申請をし、限度額認定証の交付を受けていれば窓口負担が最終的な負担額ですみ、立て替え期間は発生しません。
とまぁ、公的保険だけでこれまで負担額を下げる事ができるわけです。
ざっくりとしか書けませんでしたが、
気になる方は調べてみてはいかがでしょう?
2017.2.2 はせたく
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参考
◆全国健康保険協会(高額な医療費を支払った時に)
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat310/sb3030
◆高額療養費制度を利用される皆さまへ(厚生労働省保険局)
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12400000-Hokenkyoku/0000075123.pdf