071 新婚さんに知っておいて欲しい話
タイトルの通り、新婚さんに個人的に知っておいて欲しい話を書いていきます!
出産、育児については以前も書きました。
http://takuya3162.hatenablog.com/entry/2018/02/18/202404
産休と育休がどんなものか、知ってもらえたらと思います!
今回、僕が知ってもらいたいのは、保障の話です。
僕は保険屋さんですから、そこら辺について知ってもらいたいです^_^
今回、取り上げたいのは、
お子さんがいないご夫婦で、旦那さんが働き、奥さんが専業主婦のパターンです。
お子さんが生まれるまで働く奥さんが多いでしょうが、決して珍しい家庭ではないと思います。
このようなご家庭にあるリスクですが、それは「遺族基礎年金」が受け取れないという事です。
遺族基礎年金って何?という前に、、
世帯主に万が一の場合、遺族が受け取れる社会保障(お金)に遺族年金があります。
その遺族年金を構成する、遺族基礎年金、遺族厚生年金のうち遺族基礎年金が受け取れません。
以下にて、老齢年金についてざっくりと書いてみます!
遺族基礎年金とは?
金額は、
780,100円+子の加算
子の加算は、
第一子、第二子 224,500円
第三子以降 1人につき74,800円
受給対象者は、
①子のある配偶者、②子 です!
子とは、
・18歳到達年度の末日を経過していない子。
・20歳未満で障害年金の障害等級1級または、2級の子。
です。
なので、お子さんがいない奥さんは旦那さんに万一のことがあっても給付が受けられません。。
では、一方で、
遺族厚生年金とは?
金額の計算は、ねんきん定期便と電卓があれば簡単です!
ねんきん定期便に書かれている、
「これまでの加入実績に応じた老齢厚生年金」×3/4 で求められます。
ただし、加入期間が25年に満たない方は、
「これまでの加入実績に〜」を加入月数で割って、300(ヶ月)を掛けると求められます。
大卒で65歳まで働く一般的な会社勤めの方々が勤め上げて、老齢厚生年金が120万円/年くらいなので、若年層のみなさんはそこまでの金額になっていないのは想像できるかと思います。
僕と同世代(30歳くらい)だと20数万円ほどではないでしょうか?
詳しくはねんきん定期便をご覧ください!
(捨てたらだめっすよ!)
ここまでをまとめると、、
お子さんのいない奥さんは旦那さんに万一の事があっても、大したお金をもらえないんです。。
⚠️ちなみに、旦那さんが自営業の場合は、
遺族厚生年金すら受け取れません。
もし、奥さんがまた元のように働けなかったら?
そもそも定年まで働く気がなかったら?
お子さんが生まれる前まで働く奥さんも多いですし、お子さんのいない専業主婦家庭は、ひと昔と違って多くはないかもしれませんが、、
お給料の高い会社に勤めているご主人の場合、多そうですよね。
(商社マンと結婚して、旦那が駐在に行くことになって奥さんが仕事辞めてついていくパターンはよく見ました。)
もちろんあってはならない事ですが、場合によっては残された側の人生が大きく変わってしまう可能性があります。
たまに、
「そんな時は嫁は働きます。うちの嫁、働くの好きなんで。」
なんて言っちゃうご主人がいますが、奥さんの本音はどうでしょうか?
「ご主人は、奥さんの事を幸せにしたくて結婚したんじゃないんですか?」
とたまに感情的になりそうな時があります。。笑
↑みたいな事言うご主人意外といます。
でも、残された側は本当に大変です。。
知らないだけで大変な事にならないように。。
大切な人のために準備しておきましょう^_^
今回、伝えたかったのはこんなお話しです。
ご覧いただきありがとうございます!
はせがわ
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はせがわ たくや@保険の専門家